まず、小切手の動きに注目しましょう。小切手を振り出せば、受け取った相手が金融機関に後日それを持参すると現金に換金ができます。現金に換金するのはいつでもできるため、小切手を振り出したときに当座預金の減少を記録します。

しかし、当座預金口座残高は300しかありません。この取引で小切手400が減りました。当座預金口座の残高がマイナスになってしまってしまいますが、期中は、仕訳の右側に「資産のー（減少）」として、「当座預金　400」と記録します。期末までマイナス残高のままであれば、決算整理として、「借入金（負債）」勘定、または「当座借越（負債）」勘定に振り替えることになります。

3分法によって商品売買取引を記録する場合、商品を仕入れたときに、「費用の＋（発生）」として、「仕入」勘定を使って記録します。