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当社は仕入先に対し、現金300を貸し付けた
借方科目と金額
貸方科目と金額
仕訳の作り方

まず、現金・預金の動きに注目しましょう。この取引で現金300が減りました。仕訳の右側に「資産のー(減少)」として、「現金 300」と記録します。

お金を他人に貸せば、後日そのお金を返してもらう権利が発生します。この権利のことを「貸付債権」といい、「貸付金」勘定を使って記録します。仕訳の左側に「資産の+(増加)」として、「貸付金 300」と記録します。

●●金の考え方

勘定科目には、「●●金」とつくものが多く混乱しがちです。債権なのか債務なのかにまず着目しましょう。

今回は、後日、貸したお金の返済を受ける権利である「貸付債権」が発生しました。また、誰かにとっての権利は誰かにとっての義務です。お金を借りれば、後日そのお金を返す義務が発生します。これを「借入債務」といいます。