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期首に、営業用の車両(取得価額300、減価償却累計額100、間接法)を100で売却し、代金は来月末に受け取ることとした
借方科目と金額
貸方科目と金額
仕訳の作り方

まず、この取引で車両運搬具が減りました。「間接法」で記録されているため、仕訳の右側に「資産のー」として「車両運搬具 300」と記録します。加えて、「減価償却累計額 100」を仕訳の左側に記録します。これで帳簿価額200の車両運搬具の減少を記録できました。

本業以外のモノの売却代金を後日受け取る場合、売却先に対し、「未収債権(資産)」が発生します。この未収債権を記録するのが、「未収入金」勘定です。仕訳の左側に「資産の+(増加)」として、「未収入金 200」と記録します。

帳簿価額200の車両を100で売却したため、その差額100は仕訳の左側に「費用の+」として「固定資産売却損」勘定を使って記録します。

●●金の考え方

勘定科目には、「●●金」とつくものが多く混乱しがちです。債権なのか債務なのかにまず着目しましょう。

今回は、後日、営業取引以外の売却代金を受け取る権利である「未収債権」が発生しました。