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2.7. 商品 500 を仕入れ、代金は現金で支払った

キャッシュフロー計算書 (C/S)

直接法 金額 間接法 金額
営業収入 - 税引前当期純利益 -49
商品仕入支出 -500 減価償却費 -
人件費支出 - 創立費 30
その他の営業支出 -10 受取利息 -
小計(直接法) -510 支払利息 9
利息の受取額 - 売上債権の増減 -
利息の支払額 -9 仕入債務の増減 -
法人税等の支払額 - 棚卸資産の増減 -500
営業キャッシュフロー -519 その他負債の増減 -
固定資産の取得支出 -40 小計(間接法) -510
貸付による支出 - 利息の受取額 -
その他の投資支出 -30 利息の支払額 -9
投資キャッシュフロー -70 法人税等の支払額 -
短期借入による収入 600 営業キャッシュフロー -519
短期借入の返済支出 - ※投資キャッシュフローと財務キャッシュフローは直接法でも間接法でも同じであるため、省略
株式発行による収入 500
長期借入による収入 -
財務キャッシュフロー 1,100
キャッシュフローの増減額 511
現金及び預金期首残高 -
現金及び預金期末残高 511
間接法 金額
税引前当期純利益 -49
減価償却費 -
創立費 30
受取利息 -
支払利息 9
売上債権の増減 -
仕入債務の増減 -
棚卸資産の増減 -500
その他負債の増減 -
小計(間接法) -510
利息の受取額 -
利息の支払額 -9
法人税等の支払額 -
営業キャッシュフロー -519
直接法 金額
営業収入 -
商品仕入支出 -500
人件費支出 -
その他の営業支出 -10
小計(直接法) -510
利息の受取額 -
利息の支払額 -9
法人税等の支払額 -
営業キャッシュフロー -519
固定資産の取得支出 -40
貸付による支出 -
その他の投資支出 -30
投資キャッシュフロー -70
短期借入による収入 600
短期借入の返済支出 -
株式発行による収入 500
長期借入による収入 -
財務キャッシュフロー 1,100
キャッシュフローの増減額 511
現金及び預金期首残高 -
現金及び預金期末残高 511

貸借対照表 (B/S)

金額 金額
現金及び預金 511 買掛金 -
商品 500 短期借入金 600
売掛金 - 預り金 -
前払費用 - 前受収益 -
流動資産合計 1,011 未払法人税等 -
建物 - 流動負債合計 600
工具器具備品 40 長期借入金 -
車両運搬具 - 固定負債合計 -
▲減価償却累計額 - 負債合計 600
有形固定資産合計 40 資本金 500
長期貸付金 - 利益剰余金 -49
投資その他の資産合計 - 株主資本合計 451
固定資産合計 40 純資産合計 451
資産合計 1,051 負債・純資産合計 1,051
金額
現金及び預金 511
商品 500
売掛金 -
前払費用 -
流動資産合計 1,011
建物 -
工具器具備品 40
車両運搬具 -
▲減価償却累計額 -
有形固定資産合計 40
長期貸付金 -
投資その他の資産合計 -
固定資産合計 40
資産合計 1,051
金額
買掛金 -
短期借入金 600
預り金 -
前受収益 -
未払法人税等 -
流動負債合計 600
長期借入金 -
固定負債合計 -
負債合計 600
資本金 500
利益剰余金 -49
株主資本合計 451
純資産合計 451
負債・純資産合計 1,051

損益計算書 (P/L)

金額
売上高 -
売上原価 -
売上総利益 -
役員報酬 -
法定福利費 -
広告宣伝費 5
消耗品費 5
減価償却費 -
販売費及び一般管理費 10
営業利益 -10
受取利息 -
営業外収益 -
支払利息 9
創立費 30
営業外費用 39
経常利益 -49
特別利益 -
特別損失 -
税引前当期純利益 -49
法人税等 -
当期純利益 -49

株主資本等変動計算書 (S/S)

株主資本合計
純資産
合計
資本金
利益
剰余金
株主
資本
合計
当期首残高 - - - -
新株の発行 500 - 500 500
当期純利益 - -49 -49 -49
当期変動額合計 500 -49 451 451
当期期末残高 500 -49 451 451
取引内容
商品(リンゴ)を 500 で仕入れ、その全額を現金で支払った。
仕入数量 : 10
10
仕入値 : 50
50
概要 仕訳の左側(借方) 仕訳の右側(貸方)
商品仕入
商品
500
現金及び預金
500
取引の概要

リンゴを農家のアゴヒゲさんから仕入れました。 アゴヒゲさんと初めての取引であり、掛けでの取引ができず、現金及び預金で決済することになりました。

なお、商品売買を記録する方法には、いくつかの記録の方法がありますが、ここでは「売上原価対立法」で記録します。 この方法で記録すれば、モノの流れと帳簿の流れが一致するため、直感的に理解できるからです。

仕訳の説明をここではしませんが、コラム欄で解説を加えました。内容は簿記3級程度の話です。
売上原価対立法の詳細→「商品売買の処理方法 ~3分法、分記法、売上原価対立法」

transactionNo07 仕入先 現金及び預金残高 数量 単価 当社 500 500 10 50 511 1,011
キャッシュフロー計算書(C/S)

直接法の営業CFでは、商品を購入したときの支出なので「商品仕入支出 ▲500 」として記録します。

間接法CFの調整は、少しややこしいかもしれません。 これまで確認してきたように間接法は、税引前当期純利益から営業CFを作る方法ですね、これはいいと思います。

仕入代金を支払ったので「現金及び預金」は減りましたが、P/Lに動きはなかった(「売上原価対立法」では、商品仕入時に「商品(資産)」勘定を使って記録するから)ので、何かを調整しないといけません。 そこで、この「商品(棚卸資産)」勘定の増加分 500 を間接法CFの調整に加えます。 「税引前当期純利益」から棚卸資産のプラス分(キャッシュからみればマイナス)を「棚卸資産の増減 ▲500 」として調整すれば、営業キャッシュフローが計算できます。
貸借対照表(B/S)

この取引では、お金(資産)500 商品(資産)500 に変わりました。
言い換えれば、現金及び預金の残高が 1,011 から 511 に減り、 支出した分、商品が 500 増えました

B/Sの左側の「現金及び預金」と「商品」の金額が入れ替わっただけです。

損益計算書(P/L)

まだ仕入れただけで、売り上げていないので、費用の発生はありません。

商品を顧客に売上げたときに、売れた分だけ商品(資産)から売上原価(費用)に振り替えます(参照:No9 商品現金売上)。

※株主資本等変動計算書は省略

キャッシュフロー計算書 (C/S)

直接法 金額 間接法 金額
営業収入 - 税引前当期純利益 -49
商品仕入支出 -500 減価償却費 -
人件費支出 - 創立費 30
その他の営業支出 -10 受取利息 -
小計(直接法) -510 支払利息 9
利息の受取額 - 売上債権の増減 -
利息の支払額 -9 仕入債務の増減 -
法人税等の支払額 - 棚卸資産の増減 -500
営業キャッシュフロー -519 その他負債の増減 -
固定資産の取得支出 -40 小計(間接法) -510
貸付による支出 - 利息の受取額 -
その他の投資支出 -30 利息の支払額 -9
投資キャッシュフロー -70 法人税等の支払額 -
短期借入による収入 600 営業キャッシュフロー -519
短期借入の返済支出 - ※投資キャッシュフローと財務キャッシュフローは直接法でも間接法でも同じであるため、省略
株式発行による収入 500
長期借入による収入 -
財務キャッシュフロー 1,100
キャッシュフローの増減額 511
現金及び預金期首残高 -
現金及び預金期末残高 511
間接法 金額
税引前当期純利益 -49
減価償却費 -
創立費 30
受取利息 -
支払利息 9
売上債権の増減 -
仕入債務の増減 -
棚卸資産の増減 -500
その他負債の増減 -
小計(間接法) -510
利息の受取額 -
利息の支払額 -9
法人税等の支払額 -
営業キャッシュフロー -519
直接法 金額
営業収入 -
商品仕入支出 -500
人件費支出 -
その他の営業支出 -10
小計(直接法) -510
利息の受取額 -
利息の支払額 -9
法人税等の支払額 -
営業キャッシュフロー -519
固定資産の取得支出 -40
貸付による支出 -
その他の投資支出 -30
投資キャッシュフロー -70
短期借入による収入 600
短期借入の返済支出 -
株式発行による収入 500
長期借入による収入 -
財務キャッシュフロー 1,100
キャッシュフローの増減額 511
現金及び預金期首残高 -
現金及び預金期末残高 511

貸借対照表 (B/S)

金額 金額
現金及び預金 511 買掛金 -
商品 500 短期借入金 600
売掛金 - 預り金 -
前払費用 - 前受収益 -
流動資産合計 1,011 未払法人税等 -
建物 - 流動負債合計 600
工具器具備品 40 長期借入金 -
車両運搬具 - 固定負債合計 -
▲減価償却累計額 - 負債合計 600
有形固定資産合計 40 資本金 500
長期貸付金 - 利益剰余金 -49
投資その他の資産合計 - 株主資本合計 451
固定資産合計 40 純資産合計 451
資産合計 1,051 負債・純資産合計 1,051
金額
現金及び預金 511
商品 500
売掛金 -
前払費用 -
流動資産合計 1,011
建物 -
工具器具備品 40
車両運搬具 -
▲減価償却累計額 -
有形固定資産合計 40
長期貸付金 -
投資その他の資産合計 -
固定資産合計 40
資産合計 1,051
金額
買掛金 -
短期借入金 600
預り金 -
前受収益 -
未払法人税等 -
流動負債合計 600
長期借入金 -
固定負債合計 -
負債合計 600
資本金 500
利益剰余金 -49
株主資本合計 451
純資産合計 451
負債・純資産合計 1,051

損益計算書 (P/L)

金額
売上高 -
売上原価 -
売上総利益 -
役員報酬 -
法定福利費 -
広告宣伝費 5
消耗品費 5
減価償却費 -
販売費及び一般管理費 10
営業利益 -10
受取利息 -
営業外収益 -
支払利息 9
創立費 30
営業外費用 39
経常利益 -49
特別利益 -
特別損失 -
税引前当期純利益 -49
法人税等 -
当期純利益 -49

株主資本等変動計算書 (S/S)

株主資本合計
純資産
合計
資本金
利益
剰余金
株主
資本
合計
当期首残高 - - - -
新株の発行 500 - 500 500
当期純利益 - -49 -49 -49
当期変動額合計 500 -49 451 451
当期期末残高 500 -49 451 451
総勘定元帳のうち、この取引に関連する勘定科目だけを抜粋

現金及び預金勘定 - 総勘定元帳

取引No 取引概要 借方金額 貸方金額 期末残高
#1 株式発行収入 500 - 500
#2 設立費用の支払 - 30 470
#3 PCの購入 - 40 430
#4 消耗品の購入 - 5 425
#5 広告宣伝費用 - 5 420
#6 銀行借入収入 600 - 1,020
#6 利息の支払 - 9 1,011
#7 商品仕入支出 - 500 511
合計 1,100 589 511

商品勘定 - 総勘定元帳

取引No 取引概要 借方金額 貸方金額 期末残高
#7 商品仕入 500 - 500
合計 500 - 500
※参考資料 - 各主要簿(仕訳帳、総勘定元帳、残高試算表)
仕訳帳
取引No 概要 仕訳の左側(借方) 仕訳の右側(貸方)
#1 出資金の払込
現金及び預金
500
資本金
500
#2 設立費用の支払
創立費
30
現金及び預金
30
#3 PC購入
工具器具備品
40
現金及び預金
40
#4 消耗品の購入
消耗品費
5
現金及び預金
5
#5 宣伝費の支払
広告宣伝費
5
現金及び預金
5
#6 運転資金の借入
現金及び預金
支払利息
600
9
短期借入金
現金及び預金
600
9
#7 商品の現金仕入
商品
500
現金及び預金
500
「資産」の勘定科目_総勘定元帳
「負債」と「純資産」の勘定科目_総勘定元帳
「費用」の勘定科目_総勘定元帳
「収益」の勘定科目_総勘定元帳
合計残高試算表 - Trial Balance
勘定科目
期首
残高
借方
合計
貸方
合計
期末
残高
現金及び預金 - 1,100 589 511
商品 - 500 - 500
売掛金 - - - -
前払費用 - - - -
建物 - - - -
工具器具備品 - 40 - 40
車両運搬具 - - - -
長期貸付金 - - - -
買掛金 - - - -
短期借入金 - - 600 600
預り金 - - - -
前受収益 - - - -
未払法人税等 - - - -
長期借入金 - - - -
減価償却累計額 - - - -
資本金 - - 500 500
利益準備金 - - - -
繰越利益剰余金 - - - -
売上高 - - - -
受取利息 - - - -
売上原価 - - - -
役員報酬 - - - -
法定福利費 - - - -
広告宣伝費 - 5 - 5
消耗品費 - 5 - 5
減価償却費 - - - -
支払利息 - 9 - 9
創立費 - 30 - 30
法人税等 - - - -
損益 - - - -
合計 - 1,689 1,689 -