7.1. 勘定から試算表を作成(Step3)- 決算
ここまでで期中取引を仕訳に変換し、仕訳を勘定へ転記してきました。
決算ではまず、 期中の勘定残高から試算表を作成 します。
適切に転記がなされていれば、残高試算表の左側と右側の 合計は一致 します。
※試算表には3種類あり、「合計残高試算表」、「合計試算表」と「残高試算表」です。
詳細はこちらから「【図解】試算表とはなにかをわかりやすく解説」
練習問題 - Step1~Step3
実際に練習問題を使い、決算整理前の試算表を作ってみましょう。
ある企業の1年間の期中取引が以下の3つだけだったとします(期中取引はPart06で確認したものと同じです)。
取引を仕訳に変換(Step01)、仕訳を元帳へ転記(Step02)、元帳から試算表の作成(Step03)のステップを順に確認しましょう。
この練習問題では、Step1からStep3まで確認しました。つまり、期中の作業に加えて、 決算整理前に行う試算表の作成 でした。
次に、決算整理仕訳を追加していきます。