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7. 決算

ここまで仕訳をしつこいくらいに確認してきました。
5要素のうち、どれが変動するのか、そしてその5要素のどんな名称の勘定科目を使うかが思いつけば、簿記はもうほぼマスターしたも同然です。
取引を仕訳に変換した後は、パズルのようにどんどん各勘定に集計し、転記、合計を算出し、転記という風に、数字を足し算と引き算を用いて組み上げていくだけです(ただし、決算整理仕訳を除いては...)。
とにかく、もう一息です!

Part07では、「決算手続き」を確認します。決算では試算表を作成し、決算整理仕訳を加え、最後に財務諸表を作成します。

簿記全体の流れの中でいえば、具体的に決算で行う作業は図のStep03から05まで3つあります。

    期中
  1. 取引を仕訳に変換
  2. 仕訳を勘定に転記
  3. 決算の都度
  4. 勘定から試算表を作成
  5. 決算整理を実施
  6. 試算表から財務諸表を作成

特に、重要なところはStep04の決算整理仕訳を加えるところです。 決算作業は1年間の締めくくりです。終わりよければ、すべてよしです。 期中どんなに散らかっても、決算できれいにします。

7.1. 決算とは何か

ある会計期間の取引を整理して、その会計期間の企業活動を適切に表す決算書を作るための一連の作業のこと、これを「決算」といいます。 上場会社であれば四半期に一度、財務報告することが義務付けられているため、決算の実施頻度は 四半期ごと(年4回) ですし、非上場企業であれば 年1回 が会計期間です。 ざっくりといえば決算とは、期中仕訳だけでは足りない部分を決算整理仕訳で追加し、余分を決算整理仕訳で取り除き、整理整頓することです。

次の章から「Step03 勘定から試算表を作成」を確認しましょう。