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5.5.3. 有価証券売却益勘定

有価証券を他者に売却し、売却価額と帳簿価額との差額について、簿価よりも高く売却できれば、「有価証券売却益(収益+)」勘定を使います。売却価額が簿価を下回ってしまえば、「有価証券売却損(費用+)」勘定を使って記録します。

有価証券売却益勘定の例題 - 1

有価証券売却益勘定の例題を確認しましょう。

例題
取得価額300(帳簿価額300)の株式を400で売却し、代金400は2か月後に受け取ることにした
1. この取引で増減するのはどの要素?
左側(借方)
右側(貸方)
2. その勘定科目と金額は?
借方科目と金額
貸方科目と金額

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代金を後日受け取る約束で、有価証券300を400で売却したので、仕訳の右側の「有価証券」勘定を減らし、左側の「未収入金」勘定を増やします。
帳簿価額300と売却価額400との差額100の利益が発生したので、仕訳の右側の「有価証券売却益」勘定を増やします。
左側に「未収入金 400(資産+)」、右側に「有価証券 300(資産ー)」と「有価証券売却益100(収益+)」という仕訳にこの取引を変換しました。

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代金を後日受け取る約束で、有価証券300を400で売却したので、仕訳の右側の「有価証券」勘定を減らし、左側の「未収入金」勘定を増やします。

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帳簿価額300と売却価額400との差額100の利益が発生したので、仕訳の右側の「有価証券売却益」勘定を増やします。

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左側に「未収入金 400(資産+)」、右側に「有価証券 300(資産ー)」と「有価証券売却益100(収益+)」という仕訳にこの取引を変換しました。

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