1.3. 簿記とは
簿記とは、取引を会計データに変換し、会計帳簿に記録することでした。
最終的に、会計データは財務諸表となり、利害関係者に報告されます。
仕訳の作り方
取引を仕訳に変換するには3つのステップがあります。
- 取引の要素を簿記の5要素にあてはめる(5要素の決定)
- 各要素が増えたか減ったかを考える(ホームポジションの決定)
- 適当な勘定科目にあてはめる(勘定と金額の決定)
教科書的な説明では、この3つのステップは1から3にかけて順番に考えないといけないように思いますが、 慣れてくれば同時に考えるようになります。
確認問題
次の空欄にあてはまるものを選択肢から選びましょう。
仕訳を記録する帳簿を「 __ 」という。
ある帳簿から他の帳簿へ記録した内容を書き写すこと、これを __ という。
勘定口座への記入を正しくおこなうために,(簿記上の)取引を借方の要素と貸方の要素とに分解して記録すること、これを __ という。
1年間の適正な期間損益計算を行うための最終的な修正作業のこと、これを __ という。
日々発生する取引を取引が発生した都度もしくは一定期間まとめて、仕訳帳と __ に記録します。
決算の都度、総勘定元帳の各勘定の残高から「 __ 」を作成します。
資産・負債・純資産、費用・収益のうち、B/Sの左側には、 __ がくる。
資産・負債・純資産、費用・収益のうち、B/Sの右側には、純資産と __ がくる。
資産・負債・純資産、費用・収益のうち、P/Lの左側には、 __ がくる。
資産・負債・純資産、費用・収益のうち、P/Lの右側には、 __ がくる。