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5.1.6. 貸付金勘定

貸借対照表において、決算日から数えて1年以内に返済期限(当社からみれば貸付元本の返済を受ける貸付期限)が到来する貸付金は、「短期貸付金」、1年超のものは「長期貸付金」に分類します。

取引の流れ
お金を他人に貸したとき、後日そのお金を返してもらう権利が発生します。この権利のことを「貸付債権」といい、「貸付金」勘定を使って記録します。
売掛債権の回収と同様に、この貸付債権は、貸付先からお金(もしくはそれと同等のもの)を受け取る事で消滅します。

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お金を他人に貸したとき、後日そのお金を返してもらう権利が発生します。この権利のことを「貸付債権」といい、「貸付金」勘定を使って記録します。

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売掛債権の回収と同様に、この貸付債権は、貸付先からお金(もしくはそれと同等のもの)を受け取る事で消滅します。

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取引の流れ
現金貸付(債権の発生)
お金を他人に貸したとき、後日そのお金を返してもらう権利が発生します。この権利のことを「貸付債権」といい、「貸付金」勘定を使って記録します。
返済期限(債権の回収)
売掛債権の回収と同様に、この貸付債権は、貸付先からお金(もしくはそれと同等のもの)を受け取る事で消滅します。

貸付金勘定の例題 - 1

貸付金勘定の例題を確認しましょう。

例題
当社は得意先に対し、現金300を貸し付けた
1. この取引で増減するのはどの要素?
左側(借方)
右側(貸方)
2. その勘定科目と金額は?
借方科目と金額
貸方科目と金額

以下の解説は、ボタンを押して、図を変えながら読み進めてください。

得意先に対し、資産である現金300を貸したので、仕訳の右側の「現金」勘定を減らします。
お金を貸せば、「貸付債権」が発生します。これは後日、貸したお金を受返済を受ける権利であり、資産です。仕訳の左側の「貸付金」勘定を増やします。
左側に「貸付金 300(資産+)」、右側に「現金 300(資産ー)」という仕訳にこの取引を変換しました。

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得意先に対し、資産である現金300を貸したので、仕訳の右側の「現金」勘定を減らします。

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お金を貸せば、「貸付債権」が発生します。これは後日、貸したお金を受返済を受ける権利であり、資産です。仕訳の左側の「貸付金」勘定を増やします。

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左側に「貸付金 300(資産+)」、右側に「現金 300(資産ー)」という仕訳にこの取引を変換しました。

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貸付金勘定の例題 - 2

貸付金勘定の例題を確認しましょう。

例題
得意先に対する貸付金300を現金で回収した
1. この取引で増減するのはどの要素?
左側(借方)
右側(貸方)
2. その勘定科目と金額は?
借方科目と金額
貸方科目と金額