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5.2.3. 未払金勘定

商品以外のモノを購入し、後日代金を支払う約束を結べば、後日その代金を支払う義務を負います。この場合の義務を「未払債務」といい、「未払金」勘定を使って記録します。
購入先に対し、未払い代金を支払うことで未払債務はなくなります。

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商品以外のモノを購入し、後日代金を支払う約束を結べば、後日その代金を支払う義務を負います。この場合の義務を「未払債務」といい、「未払金」勘定を使って記録します。

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購入先に対し、未払い代金を支払うことで未払債務はなくなります。

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5.2.3. 未払金勘定
取引の流れ
モノの購入 - 債務の発生
商品以外のモノを購入し、後日代金を支払う約束を結べば、後日その代金を支払う義務を負います。この場合の義務を「未払債務」といい、「未払金」勘定を使って記録します。
支払期日 - 債務の精算
購入先に対し、未払い代金を支払うことで未払債務はなくなります。

商品以外の売却代金を後日支払うとき発生する義務、これが未払債務です。 仕入債務との違いは、仕入に伴って発生したかどうかです。 クチヒゲ社長は八百屋を経営しているため、その商品(であるリンゴ)を仕入れていなければ、「仕入債務」になりません。

未払金勘定の例題 - 1

未払金勘定の例題を確認しましょう。

例題
A社の株式200(20株、購入単価10円)を購入し、代金は売買手数料100とともに後日支払うことにした
1. この取引で増減するのはどの要素?
左側(借方)
右側(貸方)
2. その勘定科目と金額は?
借方科目と金額
貸方科目と金額

以下の解説は、ボタンを押して、図を変えながら読み進めてください。

購入手数料100を含めた株式の取得価額300で、仕訳の左側の「有価証券」勘定を増やします。商品以外の購入で発生した未払債務なので、仕訳の右側の「未払金」勘定を増やします。
左側に「有価証券 300(資産+)」、右側に「未払金 300(負債+)」という仕訳にこの取引を変換しました。

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購入手数料100を含めた株式の取得価額300で、仕訳の左側の「有価証券」勘定を増やします。商品以外の購入で発生した未払債務なので、仕訳の右側の「未払金」勘定を増やします。

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左側に「有価証券 300(資産+)」、右側に「未払金 300(負債+)」という仕訳にこの取引を変換しました。

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未払金勘定の例題 - 2

未払金勘定の例題を確認しましょう。

例題
後日支払うことにした未払金300の支払期日が到来し、その全額を現金で支払った
1. この取引で増減するのはどの要素?
左側(借方)
右側(貸方)
2. その勘定科目と金額は?
借方科目と金額
貸方科目と金額

この取引では、未払債務を決済したので、未払債務が発生したときと反対側の左側でその減少を記録します。