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5.2.5. 預り金勘定

従業員や取引先からお金を一時的に預かれば、後日そのお金を引き渡す義務が発生します。一時的に金銭を預かった場合の債務は「預り金」勘定を使って記録します。
預かったお金を後日、引き渡す(税務署などに納付する)ことで債務は清算されます。

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従業員や取引先からお金を一時的に預かれば、後日そのお金を引き渡す義務が発生します。一時的に金銭を預かった場合の債務は「預り金」勘定を使って記録します。

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預かったお金を後日、引き渡す(税務署などに納付する)ことで債務は清算されます。

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5.2.5. 預り金勘定
取引の流れ
給与支払い - 債務の発生
従業員や取引先からお金を一時的に預かれば、後日そのお金を引き渡す義務が発生します。一時的に金銭を預かった場合の債務は「預り金」勘定を使って記録します。
税金納付 - 債務の精算
預かったお金を後日、引き渡す(税務署などに納付する)ことで債務は清算されます。

預り金勘定の例題 - 1

預り金勘定の例題を確認しましょう。

例題
従業員に支払う給与35のうち、源泉所得税5を差し引き、差額の30を現金で支払った
1. この取引で増減するのはどの要素?
左側(借方)
右側(貸方)
2. その勘定科目と金額は?
借方科目と金額
貸方科目と金額

以下の解説は、ボタンを押して、図を変えながら読み進めてください。

給与にかかる源泉所得税は雇用主が税務署に納めなければならないため、これを納付期限まで一時的に預かります。差し引いた金額5について、仕訳の右側の「預り金」勘定を増やします。
給与額面35と源泉所得税5との差額30を現金で従業員へ渡します。仕訳の右側の「現金」勘定を減らします。所得税を含めた給与額面は会社が労働の対価として負担した費用です。仕訳の左側の「給与」勘定を増やします。
左側に「給与 35(費用+)」、右側に「預り金 5(負債+)」と「現金30 (資産ー)」という仕訳にこの取引を変換しました。

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給与にかかる源泉所得税は雇用主が税務署に納めなければならないため、これを納付期限まで一時的に預かります。差し引いた金額5について、仕訳の右側の「預り金」勘定を増やします。

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給与額面35と源泉所得税5との差額30を現金で従業員へ渡します。仕訳の右側の「現金」勘定を減らします。所得税を含めた給与額面は会社が労働の対価として負担した費用です。仕訳の左側の「給与」勘定を増やします。

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左側に「給与 35(費用+)」、右側に「預り金 5(負債+)」と「現金30 (資産ー)」という仕訳にこの取引を変換しました。

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預り金勘定の例題 - 2

預り金勘定の例題を確認しましょう。

例題
天引きした源泉所得税5を税務署に現金で納付した
1. この取引で増減するのはどの要素?
左側(借方)
右側(貸方)
2. その勘定科目と金額は?
借方科目と金額
貸方科目と金額

解説です。

給与支払いの際に預かった源泉所得税を税務署納付すれば、債務は精算されるので、発生とは反対の左側に「預り金」勘定をもってきます。