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5.3.2. 資本準備金勘定

出資金として払い込まれた金額のうち、資本金としなかった部分を記録する勘定科目が「資本準備金」勘定です。

資本準備金勘定の例題 - 1

資本準備金勘定の例題を確認しましょう。

例題
会社を設立し、出資金として300を会社の普通預金口座へ払い込んだ。なお、2分の1を資本金に組み入れないことにした
1. この取引で増減するのはどの要素?
左側(借方)
右側(貸方)
2. その勘定科目と金額は?
借方科目と金額
貸方科目と金額

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会社の現金が増えるので、仕訳の左側の「普通預金」勘定を増やします。 仕訳の右側の「資本金」勘定を出資金の2分の1である150増やし、残りを「資本準備金」勘定として記録します。
左側に「普通預金 300(資産+)」、右側に「資本金 150(純資産+)」、「資本準備金 150(純資産+)という仕訳にこの取引を変換しました。

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会社の現金が増えるので、仕訳の左側の「普通預金」勘定を増やします。 仕訳の右側の「資本金」勘定を出資金の2分の1である150増やし、残りを「資本準備金」勘定として記録します。

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左側に「普通預金 300(資産+)」、右側に「資本金 150(純資産+)」、「資本準備金 150(純資産+)という仕訳にこの取引を変換しました。

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