7.2.3. 費用の未払と収益の未収 - 決算
費用の未払い
当期に まだお金は未払い だが、すでに当期の「 費用として発生している 」場合があります。
この場合は決算整理において、当期の費用として記録します。
当期に発生した費用は仕訳の左側の「支払利息」勘定、これにかかる未払債務は仕訳の右側の「未払利息」勘定を使って記録します。
収益の未収
これを貸付先からみてみます。当期に まだ利息を受け取っていないが、すでに「 収益として発生している 」ということになります。
この場合も決算整理において、当期の収益として記録します。
発生した収益は仕訳の右側の「受取利息」勘定を増やし、これにかかる未収債権は仕訳の左側の「未収利息」勘定を使って記録します。
費用の未払と収益の未収勘定の例題
費用の未払と収益の未収勘定の例題を確認しましょう。
例題
決算(12月末)において、当期の6月末に借り入れた借入金600(利率5%、元金と利息はともに期限一括返済)について、支払利息15の見越し計上を行う
1. この取引で増減するのはどの要素?
左側(借方)
右側(貸方)
2. その勘定科目と金額は?
借方科目と金額
貸方科目と金額
例題
決算(12月末)において、当期の6月末に貸し付けた貸付金600(利率5%、元金と利息はともに期限一括返済)について、未収利息15の見越し計上を行う
1. この取引で増減するのはどの要素?
左側(借方)
右側(貸方)
2. その勘定科目と金額は?
借方科目と金額
貸方科目と金額