04_性能の高いPCを買おう
エクセルの作業効率を向上させるためには、高性能なPCを購入することが重要です。 以下に、高性能なPCを購入する際のポイントを紹介します。 なお、ここに記載の細かいことは無視して、ツクモなどにいって、やりたいことを伝えて、店員さんおすすめの20~30万円くらいのPCを買うだけでOKです。
デスクトップPCの選び方
近年のオフィスワークは、従来の表計算ソフトやワープロソフトだけでなく、動画編集やAIツールの活用など、より高度な処理能力が求められるようになってきています。 ここでは、20万円から30万円程度の予算で、ビジネスとクリエイティブワークの両立が可能なデスクトップPCの選び方についてご紹介します。
CPU - 処理性能の要
最新のIntel Core i7シリーズやAMD Ryzen 7シリーズを選択することで、複数のアプリケーションを同時に動かしても快適に作業できます。 また、32GBのメモリを搭載することで、大規模なデータ処理や複数のソフトウェアの同時起動にも余裕を持って対応できます。
GPU - グラフィックス処理とAI活用
NVIDIA GeForceシリーズのGPU、特にRTX 4060Ti以上のグラフィックスカードの搭載がおすすめです。これにより:
- NVIDIA Broadcast機能によるビデオ会議時のノイズ除去
- Adobe PremiereやAfter Effectsなどの動画編集ソフトでの快適な作業
- AIを活用したPDF文書の解析やOCR処理
- NVIDIAのCUDAテクノロジーを活用した機械学習やAIツールの利用
ができるようになります。
ストレージとマザーボード
1TB以上のNVMe SSDを選択することで、大容量のデータを高速に読み書きできます。 また、複数のディスプレイ出力に対応したマザーボードを選ぶことで、作業効率を大幅に向上させることができます。
将来を見据えた投資
ChatGPTなどの生成AIツールの活用が当たり前になっていく中、高性能なGPUを搭載したPCでさまざまなライブラリを試せます。 一見オーバースペックに思えるかもしれませんが、長期的な視点で見れば、業務の効率化や新しいワークフローの導入にも柔軟に対応できる投資となるはずです。
たとえば、この画像データをOCRするライブラリ(yomitoku)があるのですが、これはGPUで実行することを推奨しています。 「GPU での実行を推奨します。CPU を用いての推論向けに最適化されておらず、処理時間が長くなります。」
たとえば、書籍の画像データをOCRしてテキストに変換し、それを生成AIに渡すことだって自前でできるのです。