1.1 エクセルの基本機能を覚える
エクセルの基本機能を習得することで、作業効率を大幅に向上できます。
見た目を整える・変更する
山本さん、見た目を整えるための機能から説明しますね。
1_ウィンドウ枠の固定( Alt +W +F +F ) 特定の行や列を固定表示しながら、他の部分をスクロールできるので便利ですよ。データを追跡しやすくなります。
2_新しいウィンドウを開く(表示→新しいウィンドウを開く)
同じファイルを複数のウィンドウで開けるので、シートやデータを比較しながら編集できて効率的です。
3_フィルター機能( Alt +A +T )
大量のデータから条件に合うものだけを抽出できるので、必要な情報にすぐにアクセスできますよ。 Alt +↓ でフィルターのダイアログも開けます。
→ 詳細は 「見た目を整える・変更する」で解説しますね。検索・置換・貼り付け
わかりました。
検索・置換・貼り付けの機能も便利なんですよ。
検索では、対象をブック全体に設定できるのが知られていない機能ですね。
コメントの内容も検索対象に含められますが、セル内にメモを残した方が扱いやすいです。
置換は数式内の値やシート名の変更に使えます。 ワイルドカード * を使えば一括で文字を消したり置き換えられるので効率的ですよ。
置換にChatGPTを使うのも面白い選択肢かも。
形式を選択して貼り付けると色々な貼り付けができます。
数式のみ、値のみ、書式のみ、加減乗除貼り付けなどがあります。
そのほか行列入替え貼り付けもあり、データの方向を変えるのに便利です。
ただし、単位変更は書式設定で済ませる方がミスが少なくてオススメですね。
カメラ機能
他の便利機能もありますね。
カメラ機能を使えば、シート上の表やグラフを画像として別のシートに貼り付けられます。 しかも貼り付けた画像は元のデータとリンクしているので、データが更新されれば画像も自動更新されるんです。
引用元を選択してから貼り付け先でクリックするだけだからカンタンですよ。
Windows固有の機能でいうと、クリップボード履歴から過去にコピーしたものを貼り付けられる( Windows + V)のが便利ですね。 スクリーンショートカット(Shift + Windows + S )を使えば画面の一部を簡単にキャプチャできます。
→ 詳細は 「カメラ機能」で解説しますね。