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総合演習_01_連結精算表を作る

この演習では、連結財務諸表(*1)を作ります。

ただ、連結修正仕訳(*2)は、所与のものを使用し、連結修正仕訳などの解説は行いません。 ここはあくまでExcelの総合演習のためのものだからです。

実務の現場において、どのようにしてこれまで学んだSUMIFS関数とINDEX-MATCH関数などの関数を使って、開示に必要な連結財務諸表を作るかを学びます。

*1:連結財務諸表とは、親会社と子会社の財務諸表を合算したものをいいます。以降、連結FS(Financial Statement)とよびます。また、PはParent、SはSubsidiaryの頭文字です。

*2:連結修正仕訳とは、親会社と子会社の個別残高試算表の差額をあるべき連結残高に調整するための仕訳をいいます。以降、連結AJE(Adjusting Journal Entry)とよびます

連結FSを作るステップ

連結FSをExcelで作るステップは概ね以下の通りです。

  1. 親会社(P社)・子会社(S社)の個別残高試算表(*3)を連結WSに取り込む
  2. 連結AJEを作り、連結精算表(*4)に取り込む
    (連結WSにおいて、上記を足し上げれば連結WSが完成)
  3. 連結WSから連結FSを作る

ということで、(あまり難しく考えずに)シートからシートに数字を集計・転記するだけです。 次のページからこのステップにしたがって、実際に連結WSを作っていきましょう。

*3:親会社・子会社の個別残高試算表とは、親会社と子会社の個別の残高試算表をいいます。以降、個別TB(Trial Balance)とよびます

*4:以降、連結WS(Work Sheet)とよびます