演習_経理実務
この演習では、次の「総合演習_01_連結精算表を作る」の内容をカバーしつつ、いくつかの部品としてわけています。 この演習をこなせれば、次の総合演習は切り口が異なるだけで内容はほぼ同じですので、難しくないはずです。
この演習で使う関数はこれまで見てきた INDEX-MATCH関数(複数条件)、 SUMIFS関数、 IFERROR関数のみです。
さらに、計算チェックのセルを設けていることにも注目してください。 実務では、あるべき数値、計算結果になっていることを可能な限り丁寧に随所で確認することが極めて重要です。経理実務では、1つのミスがあるだけですべてが台無しになります。
また、検索・置換・貼り付け の特に「置換」を頻繁に使っていることがわかると思います。 これもシートのデータの持ち方を工夫すれば、一気に作業時間を短縮できますので、ぜひ身につけてください。
略称について
この演習では、以下の略称を使います。
- P社:親会社(Parent)
- S社:子会社(Subsidiary)
- 連結FS:連結財務諸表(Financial Statement)
- 連結SS:連結株主資本等変動計算書(Statement of Shareholders' Equity)
- 個別TB:個別残高試算表(Trial Balance)
- 連結WS:連結精算表(Work Sheet)
- 連結AJE:連結調整仕訳(Adjusting Journal Entry)
演習一覧
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各期のS社の個別財務諸表を「S社_TB_sum」シートにまとめる(P社分は省略)
作業時間目安:3分 -
単純合算_P社-S社TBを各期の連結WSに取り込む
作業時間目安:3分 -
各期の連結WSに各期の連結AJEの取り込む
作業時間目安:5分 -
各期の連結WSから「連結WS_sum」を作る
作業時間目安:2分 -
「連結WS_sum」から各期の連結FSを作る(SSのみ)
作業時間目安:3分