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Part 3. エクセルのNG集

Excelで陥りやすいNGパターンと、それらを回避する方法を確認します。

NG項目 改善案 種類
エクセルファイルの切り替えにマウスは使わない Alt + Tab のショートカットキーを使用してファイルを切り替えましょう。 基本機能
原則、数字をベタ打ち(手入力)しない やむを得ず直接入力する場合は必ずコメントで出所・根拠を明示します。 基本機能
ブック間の参照は禁止 必要なデータは同一ブック内にコピーし、出所・根拠を明示します。 基本機能
行と列を「非表示」にしない グループ化機能を使用します。 基本機能
最終的にはPivotテーブルからデータを参照しない SUMIFS関数などトレースしやすい関数に置き換えます。 基本機能
計算・集計シートでのセルの結合はダメ 「選択範囲内で中央」で整えます。 基本機能
コメント・メモ機能の利用は避けよう セル内にわかりやすくコメントを残します。 基本機能
ファイルに適当な名前を付けない 命名ルールに従って、わかりやすいファイル名をつけます。 基本機能
「乗算/除算貼り付け」で金額単位の見た目を調整しない 表示シートで、計算式などを用い、金額単位を調整します。 基本機能
余計なショートカットを覚えない STREAM DECKに全部登録してしまえばいいです。 ショートカット
VLOOKUP関数は使わない INDEX/MATCH関数を使いましょう。 式・関数
SUMIF関数は使わない SUMIFS関数だけを使いましょう。 式・関数
テーブルをフィルターして、SUBTOTAL関数を使わないで! SUMIFS関数を使いましょう。 式・関数
IF関数はネストさせない INDEX/MATCH関数で置き換えられる場合がある。 式・関数
「=C12+他のシートのセル」などとしない 式の中にその他のシートのセルを参照すると、Ctrl + [のショートカットが使えなくなります。計算式をセルに分解しましょう。 式・関数
その他のNG集 その他のNG集
その他のNG集

以下、Pageとして今回用意していませんが、よくあるNG事例です。

NG例 改善案 種類
半角と全角を混在させる データの検索や集計に支障をきたします。統一した文字種を使用しましょう。 データ入力
セルに空白(スペース)を入れる データの検索や集計に支障をきたします。空白は削除しましょう。 データ入力
セルに改行を入れる データの検索や集計に支障をきたします。改行は避けましょう。 データ入力
数値を文字列として入力する 計算や集計ができなくなります。数値は数値として入力しましょう。 データ入力
「100円」と入力しない 書式を使うことで、金額単位を調整できます。 データ入力
マウスでセルを移動しない 矢印キー(Ctrl + 矢印)でセルを移動しましょう。 ショートカット
OKボタンをマウスクリックしない カーソルがあたっていれば、Enterキーを押しましょう。 ショートカット
INDIRECT関数をつかわないように INDIRECT関数は、エラーが出やすいのと、トレースも困難なので、使わないようにしましょう。 大量のデータを仕方なく処理する場合だけにしましょう。 式・関数