22_SUMIF関数は使わない
式・関数
✕ NG
SUMIF関数は使わない
SUMIF関数は参照元へのジャンプができず、数字のトレースが難しくなります
✓ 改善案
SUMIFS関数を使うことで、数字のトレースが容易になり、より柔軟な集計が可能です
SMUIFS関数は複数条件検索、SUMIF関数は単一条件検索です。 したがって、SUMIF関数で足りる場合でも、SMUIFS関数を使えばいいのです。 トレース(Ctrl+[)しにくいので、 SUMIF関数は忘れてしまいましょう。
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PIVOTテーブルもSUMIFS関数で代替できる(SUMIFS関数の利点)
柔軟性と精度:SUMIFS関数は、複数の条件を指定してデータを合計することができるため、非常に柔軟です。ピボットテーブルはデータの集約に強いものの、特定の複雑な条件に基づいた計算を行う際は制限があります。SUMIFSでは任意の数の条件を設定でき、それぞれの条件で異なる列を参照することが可能です。
更新の手軽さ:SUMIFS関数は、基のデータが更新されたときに、関数が入力されているセル範囲内で自動的に更新されます。ピボットテーブルの場合、データが更新された際には、ピボットテーブル自体を手動で更新する必要がありますが、SUMIFS関数を使用すれば、基データの変更が即座に反映されます。
セルの検索条件を自由に変更できるので、「クチヒゲさんの場合」とか「アゴヒゲさんの場合」とか、シナリオ分析というかパターン分析とかもできます。
キーボードショートカットの活用:SUMIFS関数ならキーボードショートカットで参照元の数字を検証することが簡単です。 ピボットテーブルでは、データ項目やフィールドの移動にはマウス操作が中心となります。 Ctrl+[でトレースできます。