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EXCELの基礎講座 - 概要とまとめ

Excel基礎講座の概要

この講座は主に経理部門や財務部門の方を対象としていますが、Excelの基本的な部分を扱いますので、営業部門の方にも役立つ内容となっています。
会計や税務に関連する実例を中心に、演習問題を通してExcelの基本的な使い方を学んでいきます。

講座の対象者

この講座の主な対象者は以下の通りです。

  • ・会計や税務の実務に携わる方
  • ・経理部門や財務部門の方
  • ・Excelを業務で活用したい方

私自身、公認会計士・税理士として仕事をしているため、実務で役立つ事例を数多く紹介できると考えています。
Excelは非常に多機能なツールですが、必要な機能に絞って効率的に学習することが大切です。

本講座のポイントは3つ!

明日からすぐにExcelの作業効率を上げるために必要なのは3つです。

作業効率を上げるコツ

Excelの作業効率を上げるためのコツもお伝えします。

  1. エクセルの基本機能を覚えること
  2. キーボードショートカットを使いこなすこと
  3. 関数 を活用すること
  4. PCを強くし、モニターを増設すること
  5. 「STREAM DECK」を活用すること

ショートカットキーを体で覚えることで、マウス操作が減り作業スピードが上がります。 Stream Deckなどのデバイスを使うのも一つの手です。 関数を使えば複雑な計算も自動化できます。 パソコンのメモリを増設したり、モニターを複数台使うのも効果的です。

以下、今回の目次とその概要、その該当ページへのリンクです。

EXCELの基礎講座 - 概要とまとめ

Ⅰ. 作業スピードを上げる3つの方法

物理的にモニターを増やすことで作業効率アップ
使用頻度が高くないものや、色・背景色の変更などはStreamDeckに一度登録すれば、覚える必要がなくなる

1つ目_エクセルの基本機能を覚える

エクセルの基本機能を習得することで、作業効率を大幅に向上させることができます。

ウィンドウ枠の固定、新しいウィンドウの立ち上げ、フィルター機能などを使って、ワークシートの見た目を整えたり変更したりする方法を学びます。
検索対象の指定、置換のテクニック、貼り付けオプションなど、データの検索・置換・貼り付けに関する便利な機能を紹介します。
エクセルのカメラ機能を使って、画像やPDFファイルをワークシートに取り込む方法を解説します。

2つ目_キーボードショートカットを使いこなす

エクセルでキーボードショートカットを活用し、効率的なデータ入力や編集を行う方法を学びます。

セル内の参照先へジャンプするショートカットキーを解説します。
アプリケーション間を切り替えるショートカットキーを解説します。
セル間を高速で移動するショートカットキーを紹介します。
直前の操作をやり直すショートカットキーを解説します。
キーボードショートカットを使ってセルデータの書式設定を行う方法を学びます。
表全体を選択するショートカットキーを紹介します。
表に列や行を追加するショートカットキーを紹介します。
表を移動させるショートカットキーを解説します。
セルの書式設定ウィンドウを開くショートカットキーを紹介します。
セルを直接編集するショートカットキーを解説します。
新しいシートを作成するショートカットキーを紹介します。
シート間を移動するショートカットキーを解説します。
エクセルファイル間を切り替えるショートカットキーを紹介します。

3つ目_関数の活用

エクセルの関数を活用して作業を自動化し、効率化する方法を学びます。

関数の基本概念と使い方を説明します。
VLOOKUP関数の使い方と活用方法を解説します。
条件付き計算に欠かせないIF関数の使い方を詳しく解説します。
エラー値を適切に処理するIFERROR関数の使い方を学びます。
INDEX関数とMATCH関数の組み合わせによる高度な検索方法を解説します。
数値データを文字列に変換するTEXT関数の使い方を解説します。
数値の丸め方を制御するROUND関数の活用法を学びます。
INDIRECT関数を使ってセル参照を動的に行う方法を学びます。

Ⅱ. わかりやすいエクセルの作り方

人間の認知特性を考慮し、見やすく分かりやすいエクセルシートを作成する方法を学びます。

計算式をセル分割したり、INDEX/MATCH関数やSUMIFS関数を活用することで、計算過程を分かりやすく表現する方法を紹介します。
ゲシュタルトの法則や時間の流れ、論理の流れを考慮し、人間の認知特性に沿ったレイアウトを作成する方法を説明します。
フォントの統一、行/列の幅と高さ、インデントの活用など、表記ルールを決めることで見やすさを向上させる方法を学びます。
色数を最小限に抑え、文字色の意味づけや値貼り付けの色分けなど、配色ルールを決めて視認性を高める方法を解説します。
罫線の最小限の使用、背景色の活用、文字・数値の配置など、シンプルで見やすい罫線・レイアウトのルールを説明します。

Ⅲ. エクセルのNG集

エクセルを使う上で避けるべき悪い習慣や非効率的な方法を紹介します。適切な方法を学ぶことで、作業効率とデータの信頼性を向上させることができます。

入力箇所でセルを結合すると、後々データ入力や編集が困難になります。出力箇所でのセル結合は許容されますが、入力に変わる可能性があるため避けるべきです。
VLOOKUP関数は制限が多いため、INDEX/MATCH関数の組み合わせを使う方が柔軟性が高くなります。ただし、4つ目の引数をTRUEにする場合はVLOOKUP関数でも問題ありません。
SUMIF関数で足りる場合でも、SMUIFS関数を使いましょう。数字のトレースがし易いからです。
ピボットテーブルやSUBTOTAL関数は複雑で扱いにくい場合があります。代わりにSUMIFS関数を使うと、より柔軟で簡単に集計できます。
データのベタ打ちを避け、参照元を常に明示することで、コストを削減できます

補足_ファイル・フォルダ命名ルール

効率的なデータ管理のためのファイル・フォルダ命名規則について説明します。