IFERROR関数
IFERROR関数は、Excelなどのスプレッドシートソフトウェアで使用される関数で、第一引数に指定された式がエラーを出した場合に第二引数で指定された値を返すというものです。
これにより、エラーが生じる可能性のある計算でスプレッドシートが不適切なエラー表示になるのを防ぎ、データの整理や分析をスムーズに行うことができます。
例えば、0で割る操作を行った場合に通常表示されるエラー(#DIV/0!など)を、IFERROR関数を使用することで特定の値「0」やテキスト「エラー」と置き換えることができます。
基本的な使用方法:
=IFERROR(計算式, エラー時に返す値)
具体例:
この例では、セルA1をB1で割った結果がエラー(例えばB1が0の場合)である場合に「エラー」というテキストを表示します。
=IFERROR(A1/B1, "エラー")