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TEXT関数

ExcelのTEXT関数は、数値を特定の書式のテキストに変換する際に非常に便利です。
主に以下のような使い方があります:

日付や時刻の形式を変更:

例:TEXT(A1, "yyyy年mm月dd日")は、セルA1に入っている日付を「2020年01月01日」の形式に変換します。 時刻も同様に、TEXT(A1, "hh:mm:ss AM/PM")で「01:23:45 PM」のように表示できます。

金額の書式設定:

例:TEXT(A1, "¥#,##0")は、1000を「¥1,000」として表示します。 小数点以下を含める場合は、TEXT(A1, "¥#,##0.00")で「¥1,000.50」のように表示できます。

数値の形式を変更:

例:TEXT(A1, "0.00%")は、0.10を「10.00%」として表示します。 固定小数点数で表示する場合、TEXT(A1, "0.000")として「1.234」と表示することができます。

テキストとしての組み合わせ:

数値データをテキストの一部として扱いたい時に便利です。 例:="売上は "&TEXT(A1, "¥#,##0")&" です。"で、「売上は ¥1,000 です。」という形で結果を表示できます。

実例

たとえば、以下のような前期と当期の売上高、営業利益、経常利益が数字があるとします。 こういう場合、TEXT関数とIF関数を組み合わせると、有報やレポートのコメントを定型化・作成を自動化できます。

前期と当期の売上高、営業利益、経常利益が数字を変数にしておくと、いろいろな会社の数字を入れ替えるだけでレポート作成が自動化できます。