普通預金勘定の仕訳
預金の種類
代表的な預金として、普通預金、定期預金、当座預金の3つがありました。 ここでは普通預金と定期預金の預入の会計処理を確認します。
次に、仕訳を確認しましょう。
Q-037_預金 - 普通預金
20x1年4月1日
普通預金口座を開設し、手元の現金300を預け入れた
日付 | 左側 | 右側 | ||
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勘定科目 | 金額 | 勘定科目 | 金額 | |
20x1年4月1日 | 普通預金 | 300 | 現金 | 300 |
Q-036_預金 - 普通預金
20x1年4月10日
当社は仕入先から商品300を仕入れ、代金の全額を普通預金口座から支払った(3分法)
通常、当社の普通預金から仕入先の預金口座へ振込みますが、図ではわかりやすいように、普通預金口座から現金を引出し、それを手渡ししています(仕訳も結論同じになります)。
日付 | 左側 | 右側 | ||
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勘定科目 | 金額 | 勘定科目 | 金額 | |
20x1年4月10日 | 仕入 | 300 | 普通預金 | 300 |
「普通預金A銀行」勘定、「普通預金B銀行」勘定などと、帳簿管理上、銀行口座毎に勘定科目を設定する方法もあります。
これは試験範囲の変更によって追加された論点です。単に、金融機関の名称・その口座種別毎に勘定を作るだけなので、出題されても驚かないようにしましょう。