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土地・建物の賃貸借_借りた人側の設例

まずは、借りた人側の例題から確認しましょう。

賃借人側の例題

Q-069_土地建物の賃貸借 - 借りる

20X1年4月1日
営業用店舗の賃借にあたり、敷金300を現金で支払った

日付 左側 右側
勘定科目 金額 勘定科目 金額
20X1年4月1日
差入保証金
300
現金
300

Q-070_土地建物の賃貸借 - 借りる

20X1年4月31日
借りた店舗の賃料100を現金で支払った
日付 左側 右側
勘定科目 金額 勘定科目 金額
20X1年4月31日
支払家賃
100
現金
100

Q-071_土地建物の賃貸借 - 借りる

20X2年3月31日
営業用店舗の退去にあたり、敷金300の返還を受け、その全額を現金で受け取った
日付 左側 右側
勘定科目 金額 勘定科目 金額
20X2年3月31日
現金
300
差入保証金
300

次に、役務の提供を先に受け、その後代金を支払う場合を確認しましょう。
未払家賃勘定は、あくまで債務(負債)を記録する勘定科目であることに注目 してください。

未払費用(未払家賃)の例題

Q-075_土地建物の賃貸借 - 未払家賃

20X2年1月31日
当月に計上すべき家賃100を未払い計上する

日付 左側 右側
勘定科目 金額 勘定科目 金額
20X2年1月31日
支払家賃
100
未払家賃
100

Q-076_土地建物の賃貸借 - 未払家賃

20X2年2月10日
先月の家賃100を現金で支払った。1月に計上済みの「未払家賃」を取り崩す。
日付 左側 右側
勘定科目 金額 勘定科目 金額
20X2年2月10日
未払家賃
100
現金
100

次に、代金の支払いを先に行い、その後、役務の提供を受ける場合を確認しましょう。
前払家賃勘定は、あくまで債権(資産)を記録する勘定科目であることに注目 してください。
さらに、この債権は金銭債権ではなく、後日サービスを受ける権利であることにも注意しましょう。

前払費用(前払家賃)の例題

Q-077_土地建物の賃貸借 - 前払家賃

20X1年12月10日
翌月分の家賃100を現金で支払った。

日付 左側 右側
勘定科目 金額 勘定科目 金額
20X1年12月10日
前払家賃
100
現金
100

Q-078_土地建物の賃貸借 - 前払家賃

20X2年1月31日
当月の家賃100について「前払家賃」から「支払家賃」に振り替えた。
日付 左側 右側
勘定科目 金額 勘定科目 金額
20X2年1月31日
支払家賃
100
前払家賃
100

まとめ - 土地・建物の賃借(借りた側)

土地建物の賃貸借 - 借りる_Q-069
営業用店舗の賃借にあたり、敷金300を現金で支払った
土地建物の賃貸借 - 借りる_Q-070
借りた店舗の賃料100を現金で支払った
土地建物の賃貸借 - 借りる_Q-071
営業用店舗の退去にあたり、敷金300の返還を受け、その全額を現金で受け取った

1/3

土地建物の賃貸借 - 借りる_Q-069
営業用店舗の賃借にあたり、敷金300を現金で支払った

1/3

土地建物の賃貸借 - 借りる_Q-070
借りた店舗の賃料100を現金で支払った

2/3

土地建物の賃貸借 - 借りる_Q-071
営業用店舗の退去にあたり、敷金300の返還を受け、その全額を現金で受け取った

3/3

土地建物の賃貸借 - 未払家賃_Q-075
当月に計上すべき家賃100を未払い計上する
土地建物の賃貸借 - 未払家賃_Q-076
先月の家賃100を現金で支払った。1月に計上済みの「未払家賃」を取り崩す。

1/2

土地建物の賃貸借 - 未払家賃_Q-075
当月に計上すべき家賃100を未払い計上する

1/2

土地建物の賃貸借 - 未払家賃_Q-076
先月の家賃100を現金で支払った。1月に計上済みの「未払家賃」を取り崩す。

2/2

土地建物の賃貸借 - 前払家賃_Q-077
翌月分の家賃100を現金で支払った。
土地建物の賃貸借 - 前払家賃_Q-078
当月の家賃100について「前払家賃」から「支払家賃」に振り替えた。

1/2

土地建物の賃貸借 - 前払家賃_Q-077
翌月分の家賃100を現金で支払った。

1/2

土地建物の賃貸借 - 前払家賃_Q-078
当月の家賃100について「前払家賃」から「支払家賃」に振り替えた。

2/2

次は、賃貸人(貸した側)の処理を確認しましょう。