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土地・建物の賃貸借_貸した人側の設例

これは貸した人の処理です。

賃貸人の例題

Q-072_土地建物の賃貸借 - 貸す

20X1年4月1日
当社保有の物件の賃貸にあたり、賃借人から敷金300を現金で受け取った

日付 左側 右側
勘定科目 金額 勘定科目 金額
20X1年4月1日
現金
300
預り保証金
300

Q-073_土地建物の賃貸借 - 貸す

20X1年4月31日
貸した物件にかかる4月分の賃料100を現金で受け取った
日付 左側 右側
勘定科目 金額 勘定科目 金額
20X1年4月31日
現金
100
受取家賃
100

Q-074_土地建物の賃貸借 - 貸す

20X2年3月31日
保有する物件における賃借人の退去にあたり、預かっていた敷金300を現金で払い戻した
日付 左側 右側
勘定科目 金額 勘定科目 金額
20X2年3月31日
預り保証金
300
現金
300

次に、役務の提供を先に行い、その後代金を受け取る場合を確認しましょう。
未収家賃勘定は、あくまで債権(資産)を記録する勘定科目であることに注目 してください。
また、この「未収家賃」勘定は、金銭債権です。

未収収益(未収家賃)の例題

Q-079_土地建物の賃貸借 - 未収家賃

20X2年1月31日
当月に計上すべき家賃100を未収計上する

日付 左側 右側
勘定科目 金額 勘定科目 金額
20X2年1月31日
未収家賃
100
受取家賃
100

Q-080_土地建物の賃貸借 - 未収家賃

20X2年2月10日
先月の家賃100を現金で受け取った。1月に計上済みの「未収家賃」を取り崩す。
日付 左側 右側
勘定科目 金額 勘定科目 金額
20X2年2月10日
現金
100
未収家賃
100

次に、代金を先に受取り、その後、役務を提供する場合を確認しましょう。
前受家賃勘定は、あくまで債務(負債)を記録する勘定科目であることに注目 してください。
さらに、この債務は金銭債務ではなく、後日サービスを提供する義務であることにも注意しましょう。

前受収益(前受家賃)の例題

Q-081_土地建物の賃貸借 - 前受家賃

20X1年12月10日
翌月分の家賃100を現金で受け取った。

日付 左側 右側
勘定科目 金額 勘定科目 金額
20X1年12月10日
現金
100
前受家賃
100

Q-082_土地建物の賃貸借 - 前受家賃

20X2年1月31日
当月の家賃100について「前受家賃」から「受取家賃」に振り替えた。
日付 左側 右側
勘定科目 金額 勘定科目 金額
20X2年1月31日
前受家賃
100
受取家賃
100

まとめ - 土地・建物の賃貸(貸した側)

土地建物の賃貸借 - 貸す_Q-072
当社保有の物件の賃貸にあたり、賃借人から敷金300を現金で受け取った
土地建物の賃貸借 - 貸す_Q-073
貸した物件にかかる4月分の賃料100を現金で受け取った
土地建物の賃貸借 - 貸す_Q-074
保有する物件における賃借人の退去にあたり、預かっていた敷金300を現金で払い戻した

1/3

土地建物の賃貸借 - 貸す_Q-072
当社保有の物件の賃貸にあたり、賃借人から敷金300を現金で受け取った

1/3

土地建物の賃貸借 - 貸す_Q-073
貸した物件にかかる4月分の賃料100を現金で受け取った

2/3

土地建物の賃貸借 - 貸す_Q-074
保有する物件における賃借人の退去にあたり、預かっていた敷金300を現金で払い戻した

3/3

土地建物の賃貸借 - 未収家賃_Q-079
当月に計上すべき家賃100を未収計上する
土地建物の賃貸借 - 未収家賃_Q-080
先月の家賃100を現金で受け取った。1月に計上済みの「未収家賃」を取り崩す。

1/2

土地建物の賃貸借 - 未収家賃_Q-079
当月に計上すべき家賃100を未収計上する

1/2

土地建物の賃貸借 - 未収家賃_Q-080
先月の家賃100を現金で受け取った。1月に計上済みの「未収家賃」を取り崩す。

2/2

土地建物の賃貸借 - 前受家賃_Q-081
翌月分の家賃100を現金で受け取った。
土地建物の賃貸借 - 前受家賃_Q-082
当月の家賃100について「前受家賃」から「受取家賃」に振り替えた。

1/2

土地建物の賃貸借 - 前受家賃_Q-081
翌月分の家賃100を現金で受け取った。

1/2

土地建物の賃貸借 - 前受家賃_Q-082
当月の家賃100について「前受家賃」から「受取家賃」に振り替えた。

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