消費税の設例
仕入にかかる消費税の仮払いから、売上にかかる消費税の仮受け、決算において消費税の未払い金額を計算し、最後に納税という流れです。
Q-122_税金 - 消費税_仮払
20X1年4月30日
商品300(税抜価額)を仕入れ、消費税30を加えた代金330の全額を現金で支払った。商品売買取引は3分法で処理する。
期中は「仮払消費税」勘定に記録します。
日付 | 左側 | 右側 | ||
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勘定科目 | 金額 | 勘定科目 | 金額 | |
20X1年4月30日 | 仕入 仮払消費税 | 300 30 | 現金 | 330 |
Q-123_税金 - 消費税_仮受
20X1年5月1日
得意先に商品(原価300)を600(税抜価額)で販売し、消費税60を含めた代金660の全額を現金で受け取った。商品売買取引は3分法で処理する。
日付 | 左側 | 右側 | ||
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勘定科目 | 金額 | 勘定科目 | 金額 | |
20X1年5月1日 | 現金 | 660 | 売上 仮受消費税 | 600 60 |
Q-124_税金 - 消費税_決算
20X2年3月31日
決算において、消費税の納税額を計算する。仮払消費税は30、仮受消費税は60である。
日付 | 左側 | 右側 | ||
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勘定科目 | 金額 | 勘定科目 | 金額 | |
20X2年3月31日 | 仮受消費税 | 60 | 仮払消費税 未払消費税 | 30 30 |
Q-125_税金 - 消費税_納税
20X2年5月31日
消費税30を納税した
日付 | 左側 | 右側 | ||
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勘定科目 | 金額 | 勘定科目 | 金額 | |
20X2年5月31日 | 未払消費税 | 30 | 現金 | 30 |
まとめ - 消費税の設例
次は、法人税の設例を確認しましょう。