【図解】簿記3級 - 「貯蔵品」への振替
切手や、収入印紙で期末日において、未使用分を「貯蔵品」勘定に振り替えました。
※貯蔵品についても「
税金関連 」の章で確認してきましたので、ざっくりといきます。
印紙税
収入印紙は、法律で求められる金額分を切手のように契約書に添付して使用します。
期中は、「 租税公課 」勘定で支出時費用処理しますが、
決算整理において、未使用分を「 貯蔵品 」勘定に振り替えます。
収入印紙の会計処理
購入時
購入したときに「租税公課」勘定に記録します。
購入時一括費用処理しておきます。
決算時 期末日に未使用分を数え、その分を「貯蔵品」勘定(資産)に振り替えます。 ※これは、商品仕入において、仕入れたときに「仕入(費用)」勘定を使い、
決算整理として、まだ売っていない分(在庫)を数えて、資産に振替えることと似ていますね。
購入時
購入したときに「租税公課」勘定に記録します。
購入時一括費用処理しておきます。
決算時 期末日に未使用分を数え、その分を「貯蔵品」勘定(資産)に振り替えます。 ※これは、商品仕入において、仕入れたときに「仕入(費用)」勘定を使い、
決算整理として、まだ売っていない分(在庫)を数えて、資産に振替えることと似ていますね。
貯蔵品のポイントは、記帳の手間を省くために、期中取得時には資産(貯蔵品)として計上せず、支出時に費用処理してしまい、
期末に残っている分だけを決算日に数えることで楽をしようということです。
商品売買の記帳で3分法を採用する理由と同じです。
つぎは、法人税・消費税の確定申告を確認しましょう。