【図解】簿記3級 - 補助簿_小口現金出納帳
小口現金出納帳
小口現金の収支の明細を記録するために小口預金出納帳を利用します。
小口現金出納帳は、「補助記入帳」です。
- 補助記入帳
特定の 取引 の明細を記録するものです。
- 補助元帳
特定の 勘定 について、取引先別、品目別または、種類別に明細を記録するものです。
小口現金勘定の取引概要と仕訳のおさらい
3. 現金勘定 - 取引概要でも
確認しましたが、もう一度ここで小口現金の流れを確認しておきましょう。
管理担当(会計係)は、週次または月次の支払予定額を予算設定し、同額の現金を渡します(小切手を振り出すこともあります)。
支払担当(小口現金係)は、小口現金から消耗品の購入、水道光熱費、通信費など経費の支払いを行います。
支払担当は、その週のまたは月の支払いをすべて小口現金出納帳に記入します。
支払担当は、お金の使途と金額を一定期間経過後に、まとめて管理担当に報告します。
管理担当は、支出の内容に応じて、小口現金勘定を適当な費用勘定に振り替えます。
再度、支払担当が支払った分だけ、お金を支給することで、一定期間の支払いに充てることができるようになります。
これが、小口現金の仕組みです。
管理担当(会計係)は、週次または月次の支払予定額を予算設定し、同額の現金を渡します(小切手を振り出すこともあります)。
支払担当(小口現金係)は、小口現金から消耗品の購入、水道光熱費、通信費など経費の支払いを行います。
支払担当は、その週のまたは月の支払いをすべて小口現金出納帳に記入します。
支払担当は、お金の使途と金額を一定期間経過後に、まとめて管理担当に報告します。
管理担当は、支出の内容に応じて、小口現金勘定を適当な費用勘定に振り替えます。
再度、支払担当が支払った分だけ、お金を支給することで、一定期間の支払いに充てることができるようになります。
これが、小口現金の仕組みです。
小口現金の仕組みと帳簿の役割
管理担当(会計係)が主要簿に記録し、支払担当(小口現金係)が補助簿である「小口現金出納帳」に記録します。
小口現金出納帳の記載内容は後述しますので、「誰が」「何を」「いつ」記録するのかのイメージを付けましょう。
小口現金受け渡し
管理担当(会計係)は、現金を渡せば、仕訳帳と総勘定元帳に記録します。
支払担当(小口現金係)は、小口現金出納帳に現金の受け入れを記録します。
諸経費支払い
消耗品の購入、水道光熱費、通信費など経費の支払いを行えば、
支払担当は、その月の支払いをすべて小口現金出納帳に記録します。
報告
支払担当は、お金の使途と金額を一定期間経過後に、まとめて管理担当に報告します。
管理担当は、支出の内容に応じて、小口現金勘定を適当な費用勘定に振り替えます。
月末_小口現金受け渡し
再度、支払担当の報告のあった分だけ、お金を支給します。
支払担当は、小口現金出納帳に現金の受け入れを記録し、締め切り、翌月に繰り越します。
翌月にも、またこれを繰り返すことになります。
小口現金受け渡し
管理担当(会計係)は、現金を渡せば、仕訳帳と総勘定元帳に記録します。
支払担当(小口現金係)は、小口現金出納帳に現金の受け入れを記録します。
諸経費支払い
消耗品の購入、水道光熱費、通信費など経費の支払いを行えば、
支払担当は、その月の支払いをすべて小口現金出納帳に記録します。
報告
支払担当は、お金の使途と金額を一定期間経過後に、まとめて管理担当に報告します。
管理担当は、支出の内容に応じて、小口現金勘定を適当な費用勘定に振り替えます。
月末_小口現金受け渡し
再度、支払担当の報告のあった分だけ、お金を支給します。
支払担当は、小口現金出納帳に現金の受け入れを記録し、締め切り、翌月に繰り越します。
翌月にも、またこれを繰り返すことになります。
小口現金出納帳の記載内容
週次または月次に小口現金に補給がなされます。
月初に補給するのか、月末に補給するのかで微妙に記載内容が変わりますが、おおきな違いではありません。
3_支払・内訳・残高欄
支払金額、支払金額ごとに内訳を記入し、残高がいくらになったのかを記入します。
「雑費」は内訳項目としなかったものを記録します(今回だと例えば、「交通費」などです)。
4_合計
支払報告額となる合計額を計算し、記録します。
5_締め_補給が月末
月末に小口現金の補給があれば、それを摘要に記入し、該当月の「次月繰越額」と翌月の「前月繰越額」に書き写します。
5_締め_補給が月初
月初に小口現金の補給があれば、翌月の「前月繰越額」の次にそれを記載します。
3_支払・内訳・残高欄
支払金額、支払金額ごとに内訳を記入し、残高がいくらになったのかを記入します。
「雑費」は内訳項目としなかったものを記録します(今回だと例えば、「交通費」などです)。
4_合計
支払報告額となる合計額を計算し、記録します。
5_締め_補給が月末
月末に小口現金の補給があれば、それを摘要に記入し、該当月の「次月繰越額」と翌月の「前月繰越額」に書き写します。
5_締め_補給が月初
月初に小口現金の補給があれば、翌月の「前月繰越額」の次にそれを記載します。