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【図解】簿記3級 - 仕訳日計表

仕訳日計表は、1日分の伝票を集計した一覧表のこと。

伝票は、仕訳帳の代わりになるものでした。 仕訳と同様に、伝票を起票したら、総勘定元帳に転記します。

ここで、伝票から総勘定元帳に転記する前に、「仕訳日計表」という一覧表を作ります。 仕訳日計表の貸借合計が一致することを確認することで伝票の網羅性と正確性を確認します。

その名の通り、1日分の伝票を集計すれば、仕訳計表ですし、 1週間分の伝票をまとめて集計すれば、「仕訳計表」といいます。

また、 仕訳日計表を作ったら、仕訳日計表から総勘定元帳に転記していきます。

仕訳日計表の見た目。

合計試算表みたいですね。 詳細をスライドで確認します。

1_現金の欄

現金の入出金伝票の合計金額がそれぞれ入ります。

束になった入金伝票だけを集めて、金額を合計すれば、仕訳日計表の借方の金額になります。 出金も同様です。

2_ページ数

仕訳日計表のページ数です。 これは総勘定元帳に転記するときに、どのページの仕訳日計表から転記されてきたのかを記入するときに必要です。

3_元丁欄

ここには、総勘定元帳の各勘定の番号を記入します。 いまは空欄ですが、仕訳日計表の金額を総勘定元帳に転記するときに必要です。

4_貸借合計欄

網羅的かつ正確に伝票を記入できれば、貸借の合計額が一致します。

1_現金の欄

現金の入出金伝票の合計金額がそれぞれ入ります。

束になった入金伝票だけを集めて、金額を合計すれば、仕訳日計表の借方の金額になります。 出金も同様です。

2_ページ数

仕訳日計表のページ数です。 これは総勘定元帳に転記するときに、どのページの仕訳日計表から転記されてきたのかを記入するときに必要です。

3_元丁欄

ここには、総勘定元帳の各勘定の番号を記入します。 いまは空欄ですが、仕訳日計表の金額を総勘定元帳に転記するときに必要です。

4_貸借合計欄

網羅的かつ正確に伝票を記入できれば、貸借の合計額が一致します。

上記で使用した仕訳日計表には、以下のような5枚の伝票(No101, No102, No201, No301, No302)を集計しました。
現金取引以外の振替伝票の集計は、通常の仕訳帳と何も変わりません。
仕訳日計表を作るのは、日時の合計試算表を作るようなイメージです。

スライドを移動させて、伝票とのつながりのイメージを頭の中に作っておきましょう。

仕訳日計表を総勘定元帳へ転記。

この図の例は、仕訳日計表から「現金」勘定の元帳への転記です。

これまで見てきた仕訳帳から帳簿への転記と記載方法は同じです。

摘要欄に「仕訳日計表」と記載するくらいが違いでしょうか。 その他色の違いから対応関係を確認しましょう。